サプリメントを摂り続けることが、思わぬアレルギーのきっかけになることもありますよ

 かつて「仮面ライダー響」のCMで、ライダー役の細川さんが子供とオロナミンCを飲んでいるCMを見たときに、「つよくなれ」と言うコピーのかっこよさにしびれると同時に、子供にも栄養ドリンクを日常的に飲ませようとする薬品メーカーの戦略に、衝撃を受けました。

 もちろん、ドリンク剤だけでなく、錠剤についても同様で、「サプリメント大好き」なアメリカ国民ほどではないですが、CM効果からビタミン剤を中心に、子供にもサプリメントを日常的に利用するご家庭が、日本でも徐々に増えてきているようです。

 サプリメントを子供に採らせる理由は、ずばり!


 栄養が足りないかもしれない

 と言う不安な気持ちから。

 お子さんが幼いうちから、ご夫婦での共働きが始まる生活のスタイルも増えてきましたので、子供に食事をきちんと家庭で作るというのが難しくなってくれば、忙しくて、インスタントや出来合いのお惣菜がどうしても増えてしまいます。

 すると

 ちゃんと食べさせていないかも、栄養が足りていないかもと言う不安がよぎりますので、そこをサプリのCMがくすぐるのでしょうね。

 また、アトピーがあって、牛乳を飲むことが出来ない、卵を止めているという場合には、余計に


 ちゃんと食べられていないから、代わりにサプリメントを採らせよう


 という気持ちも強く働くかもしれません。


 ところが、

 食物でアレルギーを起こしているお子さんは、複数の食材に反応している場合も多いものです。


 例えば、牛乳を飲めないからと、カルシウムを補うためにと摂ったサプリに、エビやカニ由来の成分が含まれていたとします。

 すると、お子さんに甲殻アレルギーがあれば、飲んですぐ、あるいは、飲み続けるうちに反応してしまうこともあります。

 でも、飲んですぐ反応が出たら、すぐあれが怪しいとわかるものの、徐々に反応した場合には、お子さんのアレルギーを悪化させている犯人がわからないまま、ずっと飲み続けて、さらに悪化させてしまうことにもなりかねません。

 もう一つ、サプリでアレルギーが刺激される可能性として、サプリメントに含まれる素材そのものにアレルギー反応を起こしてしまう可能性があります。

 サプリメントには、添加物として着色料や香料が使われている場合がありますし、ゼラチンのように、アレルギーを起こしやすい素材もよく使われています。

 飲み始めてすぐは平気でも、これらに少しずつ反応してしまえば、サプリにアレルギーを起こしていると気が付かないまま、ずっと飲み続けることになります。

 サプリのCMでは、より健康になりたければ飲みましょう!と購入の意欲をそそりますが、特定の栄養素を高濃度に摂り続けることは、アレルギーと言う観点で考えたら、決して良いとは言えません。

 ゴマのエキスを摂り続けるよりも、たまにゴマを使った料理を作るほうがアレルギー的には安心だし、エビやカニ由来のカルシウム剤を摂りすぎて甲殻アレルギーになるより、いろんな食材からカルシウムを摂ったほうが、体には楽じゃないかと思います。

 また、本人はへっちゃらでも、次の世代ではどうなのだろう?

 と言う問題もあるかもしれませんね。

 ビタミン剤だから、体に悪いことはまずないだろう


 と、長い年月 錠剤を飲み続けていたら、生まれてきた子供に「ゼラチンのアレルギーがあった」なんてことにならなきゃいいのだけど・・・と、私はつい考えてしまいます。

 先日の新聞に、「サプリがん予防説の終焉」と言うタイトルで記事が載っていたのを興味深く読んだのですが、

「ビタミンE、ビタミンA、ベータカロチン、セレンなどのサプリを採ることで、どれだけがんを予防することが出来るかと言う、大掛かりな追跡調査を行ったものの、結局どのサプリでも、特に予防の効果が見られなかった。」

 と結論が出たのだそうです。

 やっぱり、栄養って、日々食べる食品から摂取するのが、一番確実で、安心なのだと思います。

 栄養剤を買うために使うお金を、より安心な食材を買うほうに振り分けたら、もっと安価に安全と健康を手に入れることが出来るのかもしれません。


にほんブログ村 子育てブログ アレルギー児育児へ
にほんブ
ログ村

ランキングに参加しています。ポチしていただけると、励みになります。



鉄分やカルシウムを補うなら、ドライフルーツでと言う手もあります。敏感な子には、有機栽培商品から使うのがおすすめ。プルーンもエキスで摂れば、余分な添加物を摂取せずに済みますね。
こちらから  http://yoikomap.client.jp/innew3-1.htm#3

img055-11-mimi21.jpg

アトピーっ子に
おすすめの商品

アトピーっ子にもおすすめな食材や日用品がいっぱい
3,990円以上の注文で、送料は無料です!


この記事へのコメント

2010年02月04日 14:55
さすがよいこさん。
目の付けどころがシャープです。
って、どっかのコマーシャルになってしまいました。(笑)

本当に、本文にある通りらしいですね。
まず、世間ではサプリメントの認識自体誤っていることも少なくないようですし。
栄養補助剤だから、あくまでもきちんとした食生活があった上で補うもの、でなくてはならないらしいもの。

よいこさんが書かれているように、カルシウムと言っても原料は何か?に気をつけねば、本当に大変なことになってしまうそうですね。

しかも、最近は犬や猫に人間のサプリを与える人もいるそうです。
人間用のサプリを動物に与えるとそりゃ大変なことになります。(必要量も違うし、サプリの種類によっては動物には毒になるものもあるし・・・)

そういや、最近のペットたち、やたらメタボ化していますよね。散歩していてゼェ~ゼェ~息切れしているデブ犬なんて、見るに忍びない。。。

というわけでここ最近、いつもに増して栄養のバランスと適度な運動の大切さをひしひしと身に感じている私です。(笑)
2010年02月05日 09:18
Kellyさん、おはようございます
ペットにサプリという問題もあるのですね。それは知りませんでした。
もっとお料理を作っている方が、自分の食べ方に自信を持てばいいのになぁと思います。
私は子供が大きくなる過程で、いろんな試行錯誤がある中で、案外 粗食でも人間は健康に育つけれど、逆に飽食だと、少し先の人生で、成人病が大口を開けて待っているというのを感じました。過ぎたるは及ばざるが如し!
というやつですね。
実際、うちのサプリ大好きな父が、カルシウムの取りすぎで尿結石を何度も繰り返したり、きのこのとりすぎで蕁麻疹やって入院したのも見てきましたので、またこれは、今度おまけに書けたらと思います。

この記事へのトラックバック